自分の茶畑の葉っぱは自分で揉む③
自分のお茶を作りたい。
地元、茂畑の地域を盛り上げたい。
どちらがいいのか、、、
しばらくの間、葛藤しました。
そんな煮え切らない思いでいた、蒸し暑い夏のある日、ふと SNS に掲載された若手仲間の名前に目が留まりました。
それは仲間の中で一番明るく元気で、色々なことにチャレンジしてきた仲間の訃報でした。
葬儀の際に産まれつき体が弱かった事、限られている命を燃やし尽くしていた事実を始めて知りました。 その時、私は「自分の気持ちに正直なる」ことを決意しました。
翌日、父に心境を打ち明けました。「自分のお茶を作りたい。自分のお茶を売っていきたいんだ。共同製茶を辞めさせてくれないか?」父はそんな僕の決心を薄々感じていたらしく、「 お前の好きにしたらいい。ただ筋は通すんだぞ。」と自園自製自販になることを認めてもらえました。
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