我が村はお茶とみかんでやってます!
お茶で心に平穏を
清水の茶農家、貢大です。
我が家の農業の拠点は「茂畑」
茂る畑。農業やるには最適な地名ですね笑
大雑把にこの辺り。
大雑把過ぎますね。
静岡市のちょうど真ん中、清水区の山間地です。
地図で見ると海が近いんだなぁと俯瞰。
行ってみるとそうでもないです笑
聞けば天国、行くのは地獄と言われていたらしいです。(じい様世代のお話だと)
知名度ははっきり言ってないです。静岡人の気性ですかね笑
苦手なんですよ、自己主張が。
徳川家康が人生最後の場所に選んだのは優しい人が多い土地柄があったからと、勝手に思っています。
さて、茂畑お話に戻りますが、産業が農業でみかん、お茶を主に生産しています。
こちらの山がみかん山。奥がお茶の山。
じい様世代が戦後山間で田んぼもできないところで何をやっていくかを考えてたどり着いた産業です。
それ以前は林業だったそうです。うちの爺さんが元キコリでした。
コツコツと林を開墾し道を造り、畑にしてくれました。
茂畑のじい様たちが凄い!と思うところは農道です。
集落からの農道がどこから入ってもいけるようになっている事です。
行き止まりがなく目的地に着けるようになってます。
これって凄い事で、他の地区の農地も借りていますが大体は行き止まり。ちょっと向こうに行ければ次の畑に行けるのに道がないので、来た道戻って次の畑へ!っていう非効率極まりない農道がほとんどです。
茂畑はこれがない。どの道から入っても目的地に着くことができます。
茂畑村で話し合い、最適な農道を整備してくれました。
将来のこと、次世代のことを考えないとできないです。(我欲ではなく利他を選ぶことができる。ってとっても凄いことってのはみなさんわかりますよね?)
尊敬、感謝しかないです。
僕はここで腰を据えて農業をこれからもやっていきます。
ここで途切らせるわけにはいかないから。
農業は可能性に満ちているから。
支え合える仲間がいるから。
歴史を僕も刻んでいきます。
そんな我が家のお茶はこちらで買えますよ。笑
ps.人の欲って時代は変われどあるもので、じい様世代の土地の価値観は今よりもっと高かったはずです。ブラタモリで屯田兵の話が出てきたときに痛感しました。そう思うと茂畑農道を作る時もいろんな軋轢があったはずです。それでも意見をまとめてできたのは本当に尊敬です。
精神性も引き継いで農業していきます!
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